西上州 立岩~岩船山(経塚山)

5/20に西上州立岩~岩船山(経塚山)を巡った。

 

メンバーはかみさん。

 

当初の予定ではこの日はクライミングのつもりでいたが、天気が前日までイマイチで岩が乾いていない予想だったため、この日はかねて目をつけていた西上州のドロミテこと立岩を登ることにした。

 

立岩の映える鎖場

駐車場にはマイクロバスも停まっており、それなりの人出を覚悟したが行ってみれば静かなものだった。

 

踏み跡に導かれ、何度かルートを外すこともあったがすぐおかしいと気づいて戻ることができた。

 

降雨こそなかったが、予報以上に雲が立ち込めておりほとんど景観はなかった。

おかげで高度を意識することもなく、岩山に来た意義が薄れてしまった。

 

立岩のピークと思しきところでは物足りなかったので当初の予定通りに荒船山(経塚山)まで足を伸ばすことにした。

 

山の野の花は美しい

ちょうど花の時期だったようで、ツツジだろうか、そこここにきれいに咲きほこっていた。

 

特にこのピーク直下あたりが一番密で、植林でもしたかのようであった。

 

荒船山(経塚山)山頂

景観など特にないまま、うっそうとした下山路を急ぐことにした。

 

ちょうど左岸コース分岐付近に来たところで、前方5mくらいのところを黒い異物が転がるように現れた。

 

熊だった。

 

気が動転したが、熊の方から沢を越えて斜面を駆け上っていったので安心してカメラを構えてシャッターを切った。

 

熊に遭遇 赤〇の物体

実際の見た目よりあまりよく映っていないのが残念だが、こんな間近で熊を見たのには興奮を覚えた。

 

その後、持っていた笛(こういったことを含めた緊急用)を吹き鳴らして下山路を急いだ。

 

さっさと最短コースを降りればいいものを、熊の逃げた側の左岸の道を選んでしまった。徒渉して振り返るとまだ熊が見ていて慌てたが、追ってくことはなかった。

 

15時前には駐車場着。

おまけ付きの6時間ほどの山行が終わった。

 

帰路に翌日向かう予定の九十九谷の上底瀬駐車場と登山口を偵察し、下仁田に向かった。

 

この日は、下仁田駅近くのレトロな宿「常盤館」に宿泊した。

旅行支援とポイントを使ってのもので、安上がりであった割には満足できた。

 

こんにゃく尽くしの夕食も楽しめるものだった。