奥高尾 日影~城山周回

7/4に奥高尾・日影から城山をルートを違えて往復する周回コースで歩いてみた。

メンバーはK師匠とかみさん。

 

今回はK師匠が発案した計画だ。

 

城山下にて 市街地がわずかに望めた

高尾駅北口で集合してバスに乗り込む。

3台用意されていたが、大変な行列だったので適切な配車であった。

 

日影で下車すると団体多数がスタンバイしていたが、これらの人たちとは異なるルート取りをした。

 

小さな沢を徒渉するのだが、わずかに水量が多い。

ストックで支えて飛び越したのはいいが、片方の手が離れストックが流されてしまった。

 

少し下流で運よく回収できたが、恥ずかしい思いをした。

靴下と靴を脱いでの徒渉が無難であった。

 

そこから先はまっとうな山道ながら、比較的よく踏まれた良い道で、高尾山域とは思えない静かな登山を楽しめた。

 

鹿害がないらしく、笹原が残っていた

樹林も興味深く、尾根を挟んで北面は植林帯、南面は自然林であったりした。

自然林は大きな木は少ないが、手を加えないよう配慮した様子が見て取れた。

 

趣のある大きめの木もいくらかはあった

標高も600メートルを超えた頃には傾斜は穏やかになり、植林帯が多くなってきた。

こんなルートでも数組のパーティーはいて、すれ違うこともあった。

 

なだらかな尾根の杉林を通る道は土が流れたか根が露出していた

621メートルから鞍部に降りる頃には人の声がしきりと聞こえるようになってきた。

それもそのはず、メインの林道に近接しつつあるからだ。

 

やがて簡易舗装されたメインの林道に合流する。

人は多くトレランの人が目立つ。

 

北は小仏、南は高尾へ行く道との合流点

ここから城山へはわずかであった。

城山は山頂というより小屋の売店によるテーブルが並ぶ休憩所の面持ちだ。

 

行動食を食べていたら、風が吹いてきていくらか体が冷えるぐらいだった。

昼時は小屋の売店には行列ができ、賑わいも著しいので早々に下山の途についた。

 

小屋の売店にいた犬は謎の着衣をまとわされていた

下山はメインの林道を降りる。

ほとんどが簡易舗装されており、ロードの面持ちだ。

 

ガクアジサイか

城山山頂に端を発する沢を並走するように林道はついていた。

水はきれいそうで程よい水量なので涼を得てもいいのだが、水源を考えると少し気が引ける気もした。

 

右岸の脇からの湧水は清浄に思えた

K師匠はゆっくりながらも頑張って歩くことができていた。

沢水も恐れることなくタオルを濡らして涼をとっていた。

 

タオルを濡らして涼をとるK師匠

14時過ぎにはほぼ下山し、14時23分のバスで高尾駅に向かった。

このバスも2台連なっており、この路線の人気ぶりを伺えた。

 

高尾でではこれまで同様、サイゼリアで打ち上げとした。

14時台から19時半頃まで安ワインと安料理で楽しい時間を過ごした。

 

これだけ飲み食いして1人2200円とは。

ワインの残りはK師匠のお土産とし、お開きとなった。

雨のあじさい坂~大平山~晃石山周回

6/20(土)にあえて雨の中のハイキングをしてみた。

今回は自分だけ。

 

単独行は久しぶりだ。

 

あじさい坂手前の案内板とあじさい

始めは電車で行くつもりだったが、予報がどんどん悪化していたので車でのアプローチとした。

高速道では、時折強い雨となり緊張した運転を強いられることもあった。

 

あじさい祭りと銘打った期間のためか、降雨の中ではあったが相応のお客さんが来ていた。

駐車料金も500円支払った。

 

あじさい坂入口

大平山神社は有名なところで眺望がすばらしいらしいが、今回は観光混じりの雨中登山が目的なのでそのあたりは度外視した。

 

急な階段

この手のところに多いやたらと長い急階段は宗教施設にありがちな演出なのだろうが、上部に車で行けることを考えればばからしい仕掛けだ。

 

本殿に着いた頃には降りが激しくなっていた。

傘でここまで来たが、山道となることもあり雨具を装着した。

 

チャートと思われる大き目の石が点在していた

山道に入るといっきに人は少なくなった。

道は明瞭でぬかるみもなく、気分良く歩を進めた。

 

太平山山頂は神社の裏の小高い盛り上がりで、頂感はなかった。

神社で謎の女子がお菓子で作ったような供え物を撮影していた。

 

晴れていればそれなりに景観がある場所なのだろう

晃石山まではよく整備された登山道で、何の不安もなかった。

雨の中ゆえの静けさと鳥のさえずり、雨だれの音が心地よかった。

 

無理やり名称を付けたか?

晃石山の山頂もこれといった印象なく、けだるそうな一群の登山者が休憩していたので早々に下山とした。

 

所々にチャート石が露出した、趣のある登山路をひたすら下る。

 

立派な由来がある神社らしい

天候のせいか、ほとんど人とは行き交わない。

これがまた良い。

 

清水寺 急峻な階段が目につく

花の寺というらしい清水寺が登山のゴール。

いくらかのあじさいはあったが、そこまで多くはない。

 

謎の岩場 こじんまりしていて登る気は起きない

ここからあじさい坂の駐車場に戻るのに相当歩く必要がある。

 

あじさい林道

清水寺の入り口にあたる「あじさい林道」には色とりどりのあじさいが目を楽しませてくれた。

車道を歩くのもなんだと思い、自然路の東山道をたどることにした。

 

東山道であったことを示す表示と馬頭観音の石碑

古代の街道とはいえ、住宅や耕作地、キャンプ場に挟まれた脇道的な歩道であった。

とはいえ、なかなかに趣があり、こちらをたどったのは正解と思われた。

 

趣のある竹林

住宅地の間を抜けて、大中寺に寄ることなく山道に突入。

これがなかなかエグイ道で、ルーファイしながらたどることにになる。

 

あじさい坂の途中からあえて階段を避けて銭洗弁天の裏の道を行ってみたが、廃道でしばしルーファイをする。

こんな観光地でルーファイできたのは楽しかった。

 

駐車場に戻ると14時を回っていた。

昼前からは雨脚が弱まってはいたが、充実の雨天時山行となった。

雨引観音~雨引山~岩瀬駅 ハイキング

6/7(日)に雨引観音(雨引山 楽法寺)~雨引山~御嶽山~岩瀬駅の行程でハイキングをしてみた。

 

メンバーはかみさん。

 

梅雨入りの時期でこの日は午後から雨予報が出ていた。

スタートの雨引観音はアジサイで有名らしい。

 

時期が合っていたのと、この界隈に行ったことがないのもあって計画した。

 

雨引観音に至る階段上りから始まった

駐車場に着いて驚いた。

クジャクが闊歩していた。

 

羽を広げたクジャク

境内にはヤギやら鶏の仲間やらがうろうろしていて謎な感がした。

おおかた参拝者が喜ぶからだろう。

 

観音堂

6/10から7月のアジサイの見ごろの時期までは拝観料が徴収されるようだった。

今日あたりはタダで見ようという人でそこそこ賑わっていた。

 

いくらかアジサイを愛でることはできた

咲きほこるようではなかったが、いくらかはアジサイが咲いていた。

それにしても、とってつけたような作りの寺院には微妙な感じは否めない。

 

珍しい色合いのアジサイ

境内から少し行くとすぐに登山道に入る。

いくらか急傾斜もあったが、わずかであり歩きやすい道だった。

 

雨引山への登山道

加波山・筑波山に連なる主尾根に出ると、なだらかになりあっという間に山頂らしき平坦地に着いた。

 

山頂からはわずかに展望があった

粗末な東屋や腰かけられる椅子のような施設がいくらかあった。

駐車場から1時間もかかることなく山頂について拍子抜けの感。

 

山頂にあった看板 ここに全行程が描かれていた

ここからは下り基調で、まずまずのペースで北上した。

表示や目印が多く、やや複雑な経路と思っていたが難なく進むことができた。

 

道中の所々にアジサイが咲いていた

 

これもアジサイの仲間か

途中、採石場なのか切り出した大き目の石が積んであったり転がしてあったりしているところがあった。

 

滝行所らしい

人工の滝(?)はもはやなんだこれはと言わざるを得ない。

 

岩瀬駅11時発のバスに間に合うかもしれないと思えてきたところで早歩き~小走り~ダッシュした。

 

水戸線の岩瀬駅(無人)

わずかの差で逃してしまった。

残念。

 

足も膝のあたりから痛くなってしまった。

不覚。

 

約1時間ボーっとしていた。

雨が降り出さなかったのは幸いだった。

 

人の出入りは非常に少ない。

いちおう整ったロータリはあるのだが、寂しいところだ。

 

バスはわずか200円で30分かからずに雨引観音まで行ってくれた。

なぜだか乗車したことで記念品がもらえた。

 

ペンギンの俵ハンバーグ

帰路方面の桜川でペンギンという肉料理のレストランに行った。

これが望外の美味しさで、ちょっとこれまで食べたことがないくらいのものだった。

 

テーブルに運ばれた鉄板をナプキンで覆って落ち着くのを待つという食べ方は初めてだ。

肉も黒毛和牛の上質のものを使っているらしい。

お勧めの塩で食べるのもまたシンプルで旨味が増したように感じた。

 

値段もまあまあではあるが、このようなところでこんなにおいしいハンバーグがあるのには本当に驚いた。

 

ハイキングそのものは2時間と歩いていないほどのごく短いものであったが、初めて訪れた地域で目にするものはとかく興味をそそられることしきりであった。

 

東京農業大学「食と農」の博物館 『猫のすゝめ』

6/6(土)に世田谷区にある東京農業大学「食と農」の博物館を訪れ、企画展『猫のすゝめ』をかみさんと見学した。

 

入館料無料。

 

特徴ある鶏のオブジェがある博物館入口

渋谷経由で東急バスに揺られて農大前で下車。

この日は馬事公苑やその周辺でにぎやかにイベントが行われていた。

 

マヌルネコのぬいぐるみ

 

ツシマヤマネコ保護を支援するための米らしい

 

黒猫コレクションの一部 珍しい「招き猫」

 

南極を旅した猫「たけし」

 

在りし日の日本家屋の縁側で寛ぐ猫

 

とにかく猫だらけ

今や世のトレンドの「猫」。

これをテーマとすると美術館や博物館はグッと入館者が増えるらしい。

 

とはいえ、東農大博物館の研究アプローチは興味深く(同大には動物行動学研究室がある)、常設展と合わせて一見の価値があった。

 

 

スラブと好展望の飯士山

5/30(土)に中越・飯士山(いいじさん)を登った。

メンバーはかみさん。

 

絶好の好天のもと、適度なスラブと好展望を楽しむことができた。

 

駐車場から見た飯士山(西峰)と負欠岩(右下)

岩原スキー場方面から入れば楽に登れるようだったが、今回はスラブと急傾斜を堪能できる北西からの五十嵐コースを選んだ。

 

10時少し前に駐車場発。

快晴で日射しがきつい。

 

とはいえカラッとしていて日陰は気持ちがいいくらい。

サングラスをかけてちょうどいいくらいの日射しだった。

 

五十嵐コース入口

植林からブナ林に変わる頃には傾斜が増してきた。

 

負欠岩コース・尾根コース分岐

始めはそれほどでもないと思っていたが、スラブ面が露出する辺りから傾斜が一層増してきた。

 

とはいえ、攀じるほどではなくあくまで歩ける範囲だ。

 

スラブ面が見えてきた。

日射しはあるが、いい具合に樹林が陰を作り気持ちよく高度を上げることができた。

 

やがて突如として負欠岩(おいかけいわ)が見えた。

 

眼前に迫る負欠岩

遠目で見ても見ごたえあるが、近くから見ても小ぶりながら登攀意欲を感じさせられる。

 

目前に迫った負欠岩

近寄ってみるとやはりというか、ボルトが入っていた。

 

登山道は左端の固定ロープ沿い

信仰の対象にもなっているやに思う岩にボルトを打つのはどうかと思うが、確かに登ってみたくなる気持ちは分かる形状だ。

 

眼下には適度に遊べそうなスラブ

スラブ面はそこまで急ではないが、ラインを選ばないとノーピンだと厳しくなるかもくらいの傾斜であった。

 

今回はハイキングなのでスラブには立ち入らなかった。

 

登山路を登る 手を使うほどではない

 

続いて登ってくるかみさん

じっくりと下から見たら、登って負欠岩の上部を見る。

 

負欠岩の上部を見る 後方にスラブがまだ続く

特徴ある岩の形状とともに、後方の景観が良かった。リゾートビルのミスマッチな建物は目障りだが、遥か遠方の残雪をたたえる山々は何とも良いものであった。

 

負欠岩岩頭部には終了点が設置されていた

何度も振り返りつつ先に進んだ。

 

スラブ登りを交えての登りは快適

写真で見ると立っても見えるが、ほぼ手を使わないぐらいの傾斜で固定ロープはここではそこまでがっつり使うようではなかった。

 

乾いた岩のフリクションは良く、気持ちよく登っていくことができた。

 

これは確かに濡れていると相当悪くなるだろう。

写真を撮ったり、振り返ったりして登りを楽しんだ。

 

飯士山西峰より見た南魚沼方面

そうこうするうちに11時30分頃、西峰にに着いた。

思ったより早く登れたようだ。

 

素晴らしい景観だ。

しかし、人は我々だけで誰もいない。

 

鞍部に降りて少し登ると飯士山の頂上。

 

偶然、蝶が写り込んだ(赤〇)

頂上部から少し離れたところには石仏らしきものがあった。

やはり何らかの信仰があるようだ。

 

頂上には別ルートから来た2人がいたが、人はそれぐらい。

この好展望地にしてはずいぶんと少ない。

 

頂上部から見た谷川方面

12時頃ではあったが、あまり空腹でもなかったのでそのまま下山に入った。

西峰にいったん戻り、尾根コースから下山を開始した。

 

急傾斜の途中で見えた負欠岩南面

これがなかなかの急傾斜で、長々と続く下山路だった。

後ろ向きになるほどではないにしろ、固定ロープにかなり助けられた。

 

急な傾斜が続く尾根コース

ようやく急傾斜地からトラバースに入ると終わりが見えてきた。

それでも、トラバースルートは一部荒れていて良い道ではない。

 

負欠スラブ入口から負欠岩がよく見えた

トラバースの途中で負欠スラブ入口の看板があり、やはりクライミングルートとして利用されていることが感じられた。

 

おそらく初級ルートであろう。

支点がないのであれば、そういう問題ではないかもしれないがなんだか楽しそうだ。

 

獲物をさがすかみさん

予定より1時間以上早く下山できた。

かみさんはちゃっかりわらび採取に切り替えていた。

 

駐車場で行動食をゆっくり食べてから、石打ユングパルナスの温泉に行く。

麓から飯士山はスラブ面も一層大きく良く見えた。

 

こんないい山が間近にあったとは知らなかった。

人が少ない温泉で汗を流してから帰宅の途についた。

 

本間沢遡行 

5/23(土)に東丹沢・早戸川・本間沢を遡行した。

メンバーはかみさん。

 

この山域は林道事情やヒルの多さからあまり訪れることはない。

以前原小屋沢を遡行したことがあったので気になる場所ではあった。

 

折悪しく梅雨の走りのような気候になってきたところではあったが、逆にワン・チャンあるとみて実施に及んだ。

 

本間沢 最初の登る滝

天候イマイチの季節逆戻りでは入渓者が少なく、何よりヒルが少なくなることが期待できそうに思えた。

 

3時半に起きて6時半頃には駐車スペースに着いた。

長い林道歩きになると覚悟して歩きだすと、しまっているはずのゲートが開いていた。

 

1時間以上の早戸川林道歩き。

どうもこの日は付近のマス釣り場の解禁日らしく、その上流域にも車が入ることができるようだった。

 

とはいえ、状況は不明であるし夏に向けた山慣れ・歩き慣れも目的としていたのでそのまま歩いてアプローチすることにした。

 

早戸川魚止めの森(旧丹沢観光センター)までの道はほぼ復旧しており、荒れた部分はなかった。

とはいえ、今も通行止めということにはなっている。

 

昼を警戒して施設のコンクリ路面上で入渓準備をしていたら、ハーネスを車に忘れてきたことに気づいた。

沢始めとはいえ、特大の凡ミスだ。

 

スリングで簡易ハーネスができそうなのでそのまま続行とした。

 

歩き始めで早速ヒルがあらわれたが、それ以降は足元にかまっていられなくなり実際目にすることもなかった。

 

ラインを見定める

入渓前半は荒れ気味の溪相だったが、やがて落ち着いてきた。

入渓して30分ほどでいい感じの滝があらわれた。

 

シャワーになるが登れそうだ。

かみさんは嫌そうだったが仕方がない。

 

目覚めのシャワーになった

前日までの降雨の割には平水と思われたが、水は思った以上に冷たく感じた。

おそらく気温は13~4度といったあたりだったのではないか。

 

ここからは易しい登り

このぐらいの外気は予想していたので、いつもの沢装備より厚手の装いだったが、その後もしばらく体の冷えは収まらなかった。

 

先ほどの滝からいくらか行ったところでまたそそり立つ滝が見えた。

 

そそり立っているように見え、一見手ごたえありそう

近くでよく見ると右側のラインが登れそうに見えた。

一段登ればその先も行けそうに思えた。

 

最初の1、2歩は緊張した

出始めこそ足が乏しかったが、しっかりしたホールドが水流中にあり、すんなり突破できた。

 

それはそうだろう、この沢はそもそも初級とされる人気の沢なのだから。

悪場がそうそうあるとは思えない(時にその思い込みは危険だが)。

 

幽玄の趣が漂う

天候は降雨こそないが曇天で、沢の中は薄霧がかかっていくらかひんやりしていた。

速乾着であっても濡れた体からはどんどん体温が奪われていく。

 

中でも指先はかじかみ、感覚が感じにくくなったりもした。

登攀では不安要素だ。

 

10mくらいのスラブ壁の滝

水流の中のホールドをとるのは殊更に冷たく感じた。

それでも我慢の範疇で、そもそも易しい登りなので楽しくサクサクと先に進めた。

 

980m付近の2連続滝は、下から見えた2段目の滝がどうにも登れそうには見えなかった。

 

そこで、安易に左ルンゼから高巻こうとしたがグズグズで悪い。

一般的な沢なのに人跡がなさすぎる。

 

思い直して滝を登ることにした。

 

ホールドがない2段目の小滝の乗越でのチムニー登り

1段目は簡単で、2段目も近寄ってみれば右から小さく巻けそうだった。

水中に打たれたハーケンに残置のひもがついているのが見えた。

 

なんとなればA0できそうだったが、思い切って登っていることにした。

というか体が勝手に反応してしまった。

 

確保されて登るかみさん

この手の登りは得意なので、簡単に登れた。

かみさんにはロープを投げて確保したうえで登ってもらった。

 

続いてすぐ上に核心とされる15m大滝があらわれた。

 

15m大滝(かつては右のトイ状に流心があったらしい)

左の水流中の方が弱点のようだが、けっこう体が冷えていて突っ込む気になれない。

さっさと先に進みたい気分だった。

 

正面右側のトイ状の登ることにした。

トイ状は近寄るとまあまあ寝ていて、易しいクラック登り的な感じに見えた。

十分に湿っているが、なんとか登れそうに見えた。

 

ハーネスないためスリングで簡易ハーネスとしてまとってはみたが、支点ないのであまり意味なかった。

 

意外と楽しく登れた

場所を選べばジャミングが有効で、足を開くなどして体を支えつつ直登した。

Ⅲ+とのことだが5.6くらいのグレードと思えた。

 

登りきった先の岩にスリングをかけて支点をとり、かみさんに登ってもらった。

どこでもそうだが、当然のようにすんなり登ってきた。

 

滝を登っている頃は軽い低体温症になっていたのだろう。

ホールド感が鈍く、カラビナの安環が回しづらい感じがした。

 

連続ゴルジュ帯を抜けたあたりからだんだんと体温が戻ってきてホッとした。

いくらかの滝を過ぎると溪相が変わり、詰めの様相になってくる。

 

超巨大落石が先に見えた

いくつもの枝沢を分けて詰めていく。

地形図をよく見ていたはずだが、気が付くと右に逸れていて枝尾根に向かうようになっていた。

 

仕切り直すのも面倒なので、そのまま西側の枝尾根をめざす。

 

尾根に乗るのも間近にみえたが

スカイラインが見えてきて少なくとも尾根は間近と思われたが、足場が悪くなってきた。

また、ヒルがふくらはぎについているのをかみさんが見つけてくれたのでつまんで捨てたが、忘れていたヒル害も気になってきた。

 

枝尾根(無名ノ頭北尾根)に乗った。

どうにか尾根に乗り、廃道同然の登山道から無名ノ頭に向かう。

 

無名ノ頭

予定していなかったが、ピークに立てて良しとした。

さらに本間ノ頭(東峰)に向かう。

 

余計に登った分だけ降りる羽目に。

予定ではその鞍部に出るはずだったが、見下ろすとけっこう立っているように見えた。

 

結果オーライだが、右逸れもありかもしれない。

 

遅れて咲いたきれいな花

本間ノ頭への道々、ホッとしたのもあってか木々の豊かさに目が行った。

 

美しいブナ林(本間ノ頭)

 

下から見上げると気分が和む(本間ノ頭)

本間ノ頭にて装備を解き、昼食とする。

ドキドキしたが、この時点ではヒル害はなかった。

 

本間ノ頭 木製テーブルがあり、整備の跡があった

ゆっくり休んで、下山に入る。

思い違い(標識に引っ張られた?)で尾根を間違えており、すぐに気が付いたが危なかった。

 

所々で目印があり、バリエーション路にしては難路だが分かりやすい

けっこな傾斜と入り組んだ尾根でGPSや目印なければなかなかの難路と思われた。

久しぶりのロングウォークで両足ももが悲鳴を上げていた。

 

2時間近くかけて早戸川魚止めの森に戻る。

霧雨が降ってきたので、あまり休まず先を急ぐ。

 

1時間かけず16時前に車まで戻れた。

足が痛かった割にはまあまあのペースか。

 

足痛は加齢や脱水もあったのかもしれない(水分取ったら軽減した)。

全身確認したが、ヒルは見つけられなかった。

 

駐車スペースに戻る。

たくさん歩くことができ、ヒル多発地帯にあって間隙を縫ってヒル害なく無事終了できた。

目標は達成できた気がした。

 

装具に紛れ込んでいたヒル

帰宅してから沢装具を入れた袋を出したところヒルがあらわれた。

1匹だけではあったが、吸血せずにどこかに潜んでいたようだ。

 

なかなかに侮れない。

ヒル害がなかったのは、出発時と下山時に足元中心に念入りにヒル忌避剤をつけておいたおかげだっただけかもしれない。

 

初級などというくくりではない、本間沢を様々な観点から今回は堪能でき満足できた。

 

本栖湖 竜ヶ岳

5/17(日)に本栖湖南側にあり富士山の展望台として知られる竜ヶ岳に行ってみた。

メンバーはかみさん。

 

9時半頃から登り始めた。

駐車場は本栖湖キャンプ場の敷地らしいが広いので停め放題のようだった。

 

尾根を登り切ったところから見えた本栖湖 彼方に残雪の南アルプスの山々

かなり整備されていて一本道であり、標識などあって迷うところはない。

 

ある程度登ると期待通りに富士山が見えだす。

上の方がよりよく見えることは分かっていても、つい足を止めてしまう。

 

尾根上にあって好展望

簡易な東屋がある休憩所は竜ヶ岳自体もよく見える。

人気の山とあって登山者はそこそこ多い。

 

休憩所の手前 竜ヶ岳を望む

笹原を抜けるとより展望が効いてくる。

 

麓の施設などとともに富士山が映える

 

振り返ると西湖、河口湖方面と山々

 

11時頃には山頂に着いた。

入門者向けのハイキングコースのようだ。

 

竜ヶ岳山頂部にて

山頂は広く、整地され整備されているようで20人ぐらいの人が思い思いにくつろいでいた。

なんとなく落ち着かないので少し休憩してから下山の途についた。

 

本栖湖に向かい下山

来た道を戻り、途中で本栖湖方面に向かって林間の道を降りた。

団体で登ってくる向きもあり、いかにもそういう用途に向いているように思えた。

 

12時過ぎにスポーツ施設が見える本栖湖畔に到着。

車道を避け、湖畔の踏み跡をたどって駐車場をめざす。

 

本栖湖畔から見えた竜ヶ岳

湖畔で寄り道をしつつゆっくりと戻る。

12時半頃には駐車場に到着。

 

キャンプ場は下手な焚火で煙い。

場所を変えて行動食を車中で食べ、道の駅なるさわに寄った。

 

渋滞を避けて早々と家路に着いた。

天気良く、好展望の山で満足したが、いかにも過ぎて少々微妙ではあった。