11/3-4に二子山で遊んだ。
メンバーはかみさん。
以前偵察だけした極近エリアは行ってみたかった。
3連休初日の道路は想像以上の厳しさで、高速に入るのも断念して一般道で向かうことにした。
当然に時間はかかり、もうこの日はアプローチだけと腹をくくる。
なんとなく気分も悪く、モチベーションも低い。
それでも、駐車スペースまでなんとなく来てみると極近エリアであればいくらか登れそうだったので、ついつい行ってみてしまう。
あまり人気はないのか、貸し切りであった。
ともかくも短く低グレードのルートにトライした。
この日は極近エリアの2本のみだったが、気分的にはちょうどよかった。
買い物はコンビニで済ませた。
連休初日の夜で混雑を心配したが、そこまでではなく、快適に利用させてもらえた。
翌日はのんびりではあったが、8時前には駐車スペースを出た。
昨年行ったばかりであり、アプローチなどだいたい覚えていた。
久しぶりのフリークライミングであったが、低グレードということもあり快適そのもの。
気温も予報通りに秋とは思えない上がり方で暑さを感じる。
前回はプロテクションがとりにくい印象だったが、今回はそんなことは感じることなく快適に登れた。
3P目はロープを担いでの歩き。
少しもろさが目立つピッチだが、やはり快適に登ることができた。
ボルトに守られているから安心だが、一番力を使ったところ。
とはいえ、ワンポイントで思ったより簡単。
10時半頃山頂着。
寛ぎながら支度を整え、すぐに下山にかかった。
下山路からの眺望も素晴らしかった。
易しいルートを登っただけだが、色づいた山の景色は一見の価値があると思えた。
登っている時にやたらと消防のサイレンがうるさいと思っていたが、なんとこの東岳の登山ルートで事故があったようだ。
現場は鎖場のある岩場のすぐ下。
そり状のバスケットストレッチャーに乗せられた事故者がまさに降ろされようとしているところであった。
最短ルートを降ろすようで、途中の木を何本か切って、その倒れる音がけたたましく響いた。
何もできないのでそのまま通り過ぎたが、また二子山の事故者がカウントされたのだと心そぞろにその場を後にした。
クライマーではなさそうで登山者のように見えた。
厳しいかもしれないが、岩場に相応しい備えをしていない人はこのエリアに臨むべきでないだろう。
東岳、西岳(一般道)ともに登山道は危険ではあるがいくらか整備もされていて、気を張っていれば落ちるようなところなどない。
原因など全くわからないが、凡ミスの類としか思えない。
落ちたら(滑落したら)即事故になる場所ではある。
小鹿野のレストラン イデウラで美味しいポークソテーを食べてから椋神社を訪ねた。
前から秩父事件と龍勢で有名な椋神社は行ってみたいと思っていたが、これまで一度も行ったことがなかったので、念願がかなったということだ。
龍勢会館にも立ち寄り、井上伝蔵邸の見学と龍勢にまつわる諸事を学んだ。
そのまま帰路とし、たいした渋滞にはまることなく17時前には帰宅した。