氷川屏風岩 BCコンタクトルートなど

11/3に軽く登れる岩場ということで、氷川屏風岩のBCコンタクトルートというアプローチ+アルファぐらいの2ピッチルートに登った。

 

メンバーはかみさん。

ここには東京雪稜会で自分が主催した搬出訓練できた以来であろうか。

そのころに比べたら、踏み跡やFIXなど、ずいぶんと人が来るようになった形跡があった。

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1P目の出だし。

上で「イクイノシシ」「低脂肪」を登っているクライマーがいて、時々ルートのルンゼあたりに石が落ちてきた。

 

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2P目より下部を見て。後ろで登っているのは「低脂肪」5.13b。

たいしたことはないとは思っていたが、思ったより短く、Ⅲ級ど真ん中感があり感想としては微妙。

 

初心者の練習ルートとしては、支点が本当に落ちたら耐えられなさそうなヘタレたピトンで、あまり勧められない。

 

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2P目はスラブというより寝た壁。40mは到底ない。

2P目はFIXロープの隣をわざわざやさしいラインから登るようなもので、ホールドスタンスは豊富にあり、古いリングボルトが上部にしかないが問題ない。

そんなものではあっても、山々は色づきつつあり、切り立った高所から見下ろす奥多摩の景観はなかなかのもの。

 

以前トサカフランケを登ったことや山野井がフリーソロで「散歩」していたことなどを思い出しつつ、懸垂下降でB峰の基部に降り立った。

 

かみさんは物足りなかったようで、以前登ったことのある「第1苔ハング左」5.10aを登る。

かみさんがトライするが、1ピン目からのうす被りの乗し上がりが微妙で、ここはトップアウトにとどまった。

核心の1ピン目上はホールドが乏しいまま足で乗り込む感であった。

 

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「第1苔ハング左」5.10a

TRで右の「第1苔ハング右」5.10bをやってみるが、かぶりの抜け口からのホールドが乏しく、テンションスタイルで抜けるにとどまった。

 

現状でのクライミング能力を確認しつつ、秋の日の岩遊びを終了した。