真名井沢

6/17(土)にかみさんと多摩川水系丹波川の真名井沢を遡行した。

 

ここは昨年5月、アプローチをかけたが、よもやの林道崩壊による通行止めで転進した苦い思い出がある。

 

林道開通を確認し、やり直しを期して臨んだ。

 

ミニゴルジュが多いため陰っていて涼く、へつれるちょっとした釜もあり心地よい

ゲートがあったが、転回地に車が停まっており、開くこともあってやむなくそのままとりがや橋まで入った。

支度を整え、8時40分頃には出発した。

 

石垣を積んだワサビ田跡が何カ所かあった

 

豊富な小滝の登りは楽しい



二俣先にある核心の魚留の滝 5m

けっして難しくはないのだが、黒光りしたぬめりはいやらしく、かみさんが持ってきてくれた金たわしが役に立った。

 

ほんの3手ほどだが緊張する

途中支点はなく、なくてもまあいいかぐらいのレベルだと思った。

石積みの手前が釜だったので、その上の木まで登り、確保支点とした。

 

ミニゴルジュ状になったところが多く、涼しい

 

時には腰高くらいの釜もあったが、暑いので気持ちよい

 

流木の助けがあればやさしい

4mほどの滝は、水の勢いもあったので念のためにロープを付けた。

 

最終3条3mの滝 目印のテープが見えた

この上で遡行は終了とする。

シーズン初めの沢慣らしに程よい手ごたえの楽しめる沢だった。

 

ここから急斜面をいくらか登ってから地形を見てトラバースに入ったが、これが悪かった。

そこそこの急傾斜に加えて、緩く軟弱な地盤は足元の支持に力がいるものであった。

 

思わず地面に手を突っ込んだところもあった。

地形図上は正しいと思ったが、間違ったか?

 

尾根を2つ越えたところでいくらか傾斜が収まり、やがて登山道に出た。

そのままたどると、太めの林道に出て一安心。

ようやく空が見渡せ、快晴であることがわかる。

 

大きく蛇行した林道を外れて、まずまず歩きやすい急な尾根を降りる。

再び林道に出たところで林道整備の工事に出くわすが、丁寧に通してくれた。

 

そのまま林道をたどり、13時45分頃とりがや橋着。

帰路の途中、寒山寺駐車場でランチをとり、河辺の梅の湯にいく。

1100円に値上げされていたが、気持ちよく入浴できた。

 

そこからまっすぐ帰宅。

17時前には帰宅した。