6/3-4で二子山へ。
メンバーはかみさん。
6/3は昼前には止んだものの朝方まで激しい雨が降っており、到底登るコンディションは見込めなかった。
そのため昼過ぎに自宅を発って、16時過ぎと遅い時間であったが以前から興味をもっていた「極近エリア」を偵察することにした。
こんなところに、という位置にエリアはあった。
が、想像通り壁は濡れていて、樹林におおわれている場所から明日乾く見込みもなかった。
ここはいつの日かにとっておくことにした。
この日は上吉田のかおる鉱泉という民宿に泊まった。
ギリ温泉の湯と満足いく食事など、なかなかいい宿だった。
翌4日は乾きが良いであろう中央稜を目指し、よしんばリニューアルされたスーパータジヤンの上部ピッチをやろうと目論んだ。
天気も快晴といってよいくらいの天候で、強い日差しがあった。
しかし、9時ごろ到着した駐車エリアを見て、中央稜がらみは無理だろうと悟った。
実際行ってみると、取付きにいた待ちのパーティこそ1組だったが、上のピッチは相当詰まっている様子であった。
左のⅡ級ルートから割り込むことも考えたが、そこまでの意欲もわいてこなかった。
仕方なく、取付き左にあり、まだ未登の「タジヤン21」5.9にトライすることにした。
この界隈のショートルートで最低グレードのルートではあるが、最初のキーホールドである穴には水が溜まっており、ヌメヌメ。
なかなか突っ込む気持ちがおこらなかった。
またの機会にしようと1本目ヌンチャクを回収してクライムダウンしてしまった。
すると、躊躇している私をしり目に、かみさんがトライを宣言。
最初のポケットの持ち方を工夫して見事に突破した。
その後は落ち着いて登り切り、ほぼオンサイトで完登した。
すばらしい!
かみさんの根性に触発されて私も奮起し、ぬめり穴を制して完登した。
RPかな。
その頃、中央稜の1P目終了点にまだ複数パーティーがいるようだったので、もうマルチはあきらめることにした。
まだ昼前ではあったが終了とした。
このあたりは電波が入り(駐車スペースあたりだと入らない)、終了連絡をした。