二子山にて タジヤン21を登る

6/3-4で二子山へ。

 

メンバーはかみさん。

 

6/3は昼前には止んだものの朝方まで激しい雨が降っており、到底登るコンディションは見込めなかった。

 

そのため昼過ぎに自宅を発って、16時過ぎと遅い時間であったが以前から興味をもっていた「極近エリア」を偵察することにした。

 

こんなところに、という位置にエリアはあった。

が、想像通り壁は濡れていて、樹林におおわれている場所から明日乾く見込みもなかった。

 

ここはいつの日かにとっておくことにした。

この日は上吉田のかおる鉱泉という民宿に泊まった。

 

ギリ温泉の湯と満足いく食事など、なかなかいい宿だった。

 

マスターでタジヤン21を登るかみさん

翌4日は乾きが良いであろう中央稜を目指し、よしんばリニューアルされたスーパータジヤンの上部ピッチをやろうと目論んだ。

 

天気も快晴といってよいくらいの天候で、強い日差しがあった。

 

しかし、9時ごろ到着した駐車エリアを見て、中央稜がらみは無理だろうと悟った。

実際行ってみると、取付きにいた待ちのパーティこそ1組だったが、上のピッチは相当詰まっている様子であった。

 

左のⅡ級ルートから割り込むことも考えたが、そこまでの意欲もわいてこなかった。

 

仕方なく、取付き左にあり、まだ未登の「タジヤン21」5.9にトライすることにした。

 

後を追って登った

この界隈のショートルートで最低グレードのルートではあるが、最初のキーホールドである穴には水が溜まっており、ヌメヌメ。

 

なかなか突っ込む気持ちがおこらなかった。

またの機会にしようと1本目ヌンチャクを回収してクライムダウンしてしまった。

 

すると、躊躇している私をしり目に、かみさんがトライを宣言。

最初のポケットの持ち方を工夫して見事に突破した。

 

その後は落ち着いて登り切り、ほぼオンサイトで完登した。

すばらしい!

 

かみさんの根性に触発されて私も奮起し、ぬめり穴を制して完登した。

RPかな。

 

その頃、中央稜の1P目終了点にまだ複数パーティーがいるようだったので、もうマルチはあきらめることにした。

まだ昼前ではあったが終了とした。

 

このあたりは電波が入り(駐車スペースあたりだと入らない)、終了連絡をした。

 

小鹿野セブンイレブンで昼食をとり、そのまま家路についた。