湯川にて

11/6-7で佐久の湯川に行った。

メンバーはかみさん。

 

6日は出たのが遅く、渋滞もあって湯川の駐車スペースに着いたのは15時を大きくまわっていた。

2019年に来た時は岩場の直下まで入れたが、いつの間にかずっと手前で駐車することになったようだ。

20分近く歩いて、久しぶりに湯川の岩場にたどり着く。

 

バンパイアのあたりに突き上げるニューアプローチルートをたどってみるが、薄暮の頃にもかかわらずそれなりの人出がある。

 

近年整備されたニューエリアを見ておくことも今回の目的に一つ。

短い練習ルートの後、いちばんやさしそうな「大和屋」5.8を登ってみる。

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大和屋5.8

久しぶりのまっとうなクラッククライミングであったが、何とかオンサイトで完登できた。

 

かみさんが登り終えたらいよいよ日没となり、ヘッデンでの帰路となった。

八峰の湯に入ってからセブンで酒を仕入れ、松原湖の町営無料駐車場にて車中泊する。

 

翌7日は目当ての「うたかたの日」5.9にトライする。

朝一で岩は冷たく、体も硬いが、以前TRで登っているのでイメージ持っていけば何とかなると思い、トライしてみる。

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うたかたの日5.9 下部

下部はどうにか登りきれた。

だが、2本目でリンクカムが中で開いてしまったことで焦りあり、必要以上に力を使ってしまったかもしれない。

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上部トライしたが。

外形テラスではずいぶん時間をかけて間を置いてからトライしたつもりだったが、途中でやばくなってクライムダウン。

これで残り少ないパワーを吸われたのであろう。

次のトライでは傾斜が寝る手前でフォールしてしまった。

 

自分のセットでちゃんと止まれたのはよかったが、いかにも無様で残念至極。

しかも、もはやパワーも気力も底をつきかけており、イージーセクションにもかかわらず、カムを送りながらの尺取人工登攀でのトップアウトとなった。

力不足は否めない。

 

かみさんはTRで前回同様にすんなり登ることに成功。

すっかり自信を無くし、腕の張りも収まらないので11時の頃には撤退とする。

体のいい秋散歩となってしまったわけだ。

 

途中、ナナーズで買い物やランチをとり、一路帰宅に向けた帰路とする。

随所で目にした秋真っ盛りで色とりどりの紅葉や青空にくっきりと浮かび上がった浅間山の景観(日中まともに見たことなかったが、中腹ぐらいまで紅葉が見られたことから植生はかなり上まであることが分かった)が慰みとなった。