3連休の中日の2/24(土)にかみさんと雪の恵那山を登った。
3連休の中日の2/24(土)にかみさんと雪の恵那山を登った。
2/11に福島・猫魔ヶ岳をスノーハイクで登った。
メンバーはかみさん。
前日の2/10に裏磐梯高原へ向かう。
この日は天気も良く、磐梯山がよく見えた。
当初の計画では、ネコママウンテンスキー場の北エリアのリフトを利用してアプローチする予定であった。
ホームページを見て疑念がわいたため前もって問い合わせたところ、電話では登山者の利用を拒絶するような対応であった。
しかし、メールでの星野リゾートへの問い合わせでは、スノーシュー利用を認めて料金表示があった。
そこで、実際にスキー場に行って問い合わせると、メールでの回答の通りであった。
喧噪のスキー場でかみさんと相談し、歩きが主体となるサブプランの雄国せせらぎ探勝路入口からの往復とすることにした。
2/11は大崩れではないものの、天気はいまいち。
支障なしとして雄国せせらぎ探勝路から7時50分ごろ入山する。
駐車スペースは一杯で、最後の一台であった。
トレースはあるものの、雪上散歩?のような目的不明な踏み跡もあり、少し迷う。
おおむね沢に沿ったルートだった。
避難小屋から雄国沼に向かい、夏道があると思われる方向に進路をとる。
ここからはトレースなく、GPSを頼りに進む。
地形図からも明白であったが、数カ所のそそり立った沢状地形を横切らなければならないことは予想していた。
傾斜の緩い樹林帯の登行は順調で快適であったが、不安は付きまとった。
視界はあるが、陽は射さない。
おかげで霧氷が解けずに美しい景観で目を楽しませてくれた。
3つほど沢状地形を越えたが、猫石の手前の沢はやや深く、越えても尾根の傾斜が立っているようだった。
そこで進路を夏道から東の尾根に切り替え、途中でトラバースして猫魔ヶ岳の尾根に取り付いた。
これは正解で、猫石はパスになったが猫魔ヶ岳には急登なくアプローチできた。
スノーシューですべてこなせ、マウンテンサポートは一部使ったに過ぎない。
山頂には12時過ぎに到着。
山頂を示す人工物はなにも見当たらなかった。
一瞬視界が取れる時もあったが、晴れていれば磐梯山や飯豊・朝日方面も見渡せる好展望は望むべくもなかった。
視界なく、吹きさらしの山頂部でのんびりすることなく、下山の途に就く。
帰路は自分たちがつけたトレースがあってかなり楽だった。
あっという間に雄国沼近くまで降り立つ。
この頃には天候も落ち着いており、沼の先や山並みの遠望が利くこともあった。
ほんの一瞬のような短い間のこの時だけ山容が見えた。
頑張った御褒美か。
14時頃に避難小屋に到着、行動食をとる。
それから順調に進み、15時過ぎに駐車スペースに到着する。
最後の1台であった。
アプローチはアイゼン、避難小屋から山頂までの往復はスノーシューで通した。
トレースなく、危険な沢の横断があったが、自力で踏破することができた。
かみさんと力を合わせて歩きとおせたのが良かった。
景観はほとんどなかったが、充実して満足のいくスノーハイクとなった。
2/3(土)に友人のM原さんらと河又・楢抜エリアでフリークライミングをして遊んだ。
メンバーはM原さんとその友達、そしてかみさん。
M原さんとは10年ぶり以上であろうか。
海外での生活が長かったので、本当に久しぶりであった。
事前に下見がしてあったのであまり心配なかった。
天候に恵まれたこともあって暖かな中で快適に登れた。
こんな場所にも他のグループいて、貸し切りでなかったのは致し方なしか。
久しぶりのクライミングとのことだが、なかなかのエンジョイぶり。
意欲的に登って楽しんでもらったった。
M原さんの友達も久しぶりのクライミングだったようだが、怖い怖いといいつつenjoyしてくれた。
かみさんはサポートに徹してくれた。
申し訳なかったが助かった。
なかなかのアプローチもあって心配もあったが、無事終了。
日没迫る16時過ぎに岩場を撤収し、帰路に着いた。
1/28(日)に伊豆の猫越岳(ねっこだけ)を猫越川側のバリエーションルートより登り、周囲の見事なブナ林を愛でて回った。
メンバーはかみさん。
前日に取付きを偵察し、近くのテルメいづみ園に宿泊。
ここは源泉かけ流しの温泉がある素泊まり専用の宿。
28日は8時少しすぎに桑の木橋先の尾根の突端から登り始める。
天気は曇りで日差しはない。
思った以上に林業が営まれている痕跡があり、行く先々で伐採跡や重機による運搬路を見かけることになる。
登山道はないが、尾根を忠実にたどると営林道や獣道と相まっていくらかの歩きやすい部分が見出せる。
いったん林道に出てから獣除けと思われるフェンスに沿って登り、猫越岳をめざす。
1031mピーク近くは見事なブナ林であった。
樹相の良い大木が多い。
思わず写真を撮ってまわってしまう。
この尾根は傾斜が緩く、ブナ林もいつしかジャングル様の草木帯となる。
ところどころ赤布はあったが、踏み跡は消失している。
少しばかり藪っぽいが、藪漕ぎにはならないくらいだった。
猫越岳の山頂は樹木に覆われ景観はない。
このあたりで初めて人を見かける。
少し足を伸ばして展望台と称されるポイントまで行ってみた。
雲が多かったものの、十分に絶景であった。
展望台から猫越岳方面に戻ったところにある「猫越岳山頂の池」に行ってみる。
池の表面はすっかり凍っていた。
池畔に足を踏み入れるとさすがに踏み抜いてしまいそうで、立つ場所を選んだ。
旧来言われてきた火山湖ではなく、要するに水たまりのようであるが不思議な景観だ。
そこから再び猫越岳山頂を経て。猫越峠をめざす。
途中の小ピーク(水呑頭1010m)からは大仁方面の城山や葛城山、発端丈山方面の山並みが見えた。
やがて今回のハイライトである1014mピーク付近の手引頭に至る。
これは一見の価値がある、すばらしいブナ林であった。
登山道からは外れているのだが、なだらかで歩きやすく広々としたピーク付近は間隔をあけてブナの大樹が個性豊かな枝ぶりで鎮座している。
名所になっていないのが不思議なくらいだ。
葉がついている時はもっと鬱蒼としていて暗いのかもしれない。
葉が落ちた時期だと明るく、幻想的で優美な広場となっていた。
見事な樹相を愛でながら帰路に着く。
広い尾根には相当な広さでブナ林が広がっていた。
もしかしたら保全の意味もあってあえて登山道を通していないのかもしれない。
北に進路をとり、やはり登山道のない尾根道をたどる。
踏み跡こそないが歩きやすい。
部分的に傾斜は増すが危ないほどではない。
林道を通過する頃の前後からはまた人工林に変わり、開発の後が目立ってくる。
林道を越えたあたりからはけっこうな急傾斜の尾根となる。
地形図を見て覚悟はしていたがなかなかだ。
でも危ないほどではない。
ルートファインディングが要になる。
スマホのGPSアプリ・ジオグラフィカの威力で無事に狙った猫越川沿いの林道地点まで下山できた。
途中、作業途中の伐採林を林道沿いに見る。
日曜なので作業はしていない様子だった。
14時半前に駐車スペースに到着。
バリエーションとはいえ、適度なハイキング感で素晴らしいブナ林を堪能できたとあっては満足することこの上ない。
機会があればまた行ってみたいクオリティーであった。
1/20(土)に赤城山でも静かなハイキングができるという 長七郎山~地蔵岳を歩いた。
メンバーはかみさん。
いちおう雪山の様相になっていたが、ところどころ地面が見えており、プチ雪上ハイキングだった。
ちょっと心配していた小沼駐車場までは問題なく行けた。
10時過ぎに到着したが、すでに10台程度は車が入っていた。
なぜか犬連れの人が多く、目立っていた。
外気温-2℃だが、着るものも着ているせいかそれほど寒くは感じない。
この日は昼から崩れてくる予報で、すでに視界が乏しい状態ではあった。
とりあえず長七郎山目指して小沼を時計回りで歩きだす。
積雪はおおむね20㎝以下で、ほぼ夏道通しの道のりだった。
10時半頃歩き出したのに11時前には長七郎山山頂に達した。
展望はまるでなかったが、久しぶりかつ軽い雪道歩きは気分が良かった。
風がないのも良かった。
やがて小沼に下りていく。
たぶん完全に結氷していると思われるが、確証持てず他のトレースも水際から近いところでためらっていた。
トレースがついているところでも恐る恐るの気持ちで歩く。
気分が良いものではない。
少ないとはいえ何人かの登山者・ハイカーとすれ違った。
やはりメジャーな山域なのだろう。
いったん車道に出て、そのまま八丁峠に向かう。
このあたりまでは車が入ることができる。
地蔵岳への登りは木の階段が続く道だ。
階段が雪で埋まり始めたところでアイゼンを履く。
ここまで背負ってきたスノーシューは出番がないと悟った。
いくらか雪山の様相になってきたところで気分は上がる。
トレースはばっちりで、歩きやすい。
12時半前に山頂着。
人はいないが展望もない。
昼食を立ちながらとっていると、ちょうど雪が降ってきた。
いよいよ天候が崩れだしたようだ。
展望があると絶景のようだが、それはまたの機会だ。
下りは早く、小沼駐車場まであっという間に感じた。
ビジターセンターでトイレに寄ったが、人が少なくさびれた感じがした。
隣接する小さなスキー場も人はまばらだった。
展望なしはちょっと残念ではあったが、かりそめにも雪上ハイキングを楽しめたので良しとしたい。
雪はみぞれに変わりつつあった。
些細なことだが、メモとして。
今回着用したアウターは雨具(ヘリテイジ それもバーゲンで買ったもの)で、はるか昔にマッターホルンを自力登攀した時に着ていたものだった。
雨具としては厚い生地で、アクティブな冬山では使い出があった。
もはや雨具としては重くかさばる旧品のため、長らく使われることなく放置されていたものだ。
それを今回気まぐれで着用した。
駐車場に着いて脱いでみたら裏地の目止めが見事にはがれ、寿命を越えていたことが分かった。
ヨーロッパアルプスの他にも様々な山で活躍した愛用品だったが、気持ちよくお別れすることにした。
1/14(日)に河又・楢抜山エリアの雷岩で軽いクライミングをした。
メンバーはかみさん。
2月の初めに人を誘ってこのエリアに行ってみることになり、しばらく訪れていないので事前の偵察を兼ねての計画だった。
通行止めとは知っていたが、仁田山峠へ車で向かってみたが早々に通行止め表示と通せんぼのタイヤが置いてあったのでこれは無理と引き返した。
河又の公衆トイレ近くに有料の駐車場ができており、これを利用して停めた。
高齢の管理人が数名おり、1日500円ということで支払った。
何台か停まっており、上方に棒の嶺方面に行く駐車場があることからクライマーと思われた。
河又のメインエリアを通っての行き方は久しぶりだ。
急登続きを覚悟する。
急登から尾根の傾斜が落ちたところから、以前ならトラバースして蛇岩に直接アプローチしていた。
これは悪い道で、最後の沢地に降りるところが急で足元が緩く怖い。
これを試しに行ってみたがやはり悪く、前夜に降ったと思われる雪もいくらか残っており、慎重を期して引き返した。
ロスタイムはあったが、雷岩に無事到着。
寄り道なしなら50分弱といったところだ。
日が当たるところは実に暖かく、このエリアの売りだ。
河又のメインエリアは数名のクライマーが登っていたが、ここは貸し切りだった。
チョークが各ルートについているので、ごく最近登られていたようだ。
左端のやさしいルートから順に登っていく。
落ちはしなかったが、久しぶりのフリーで既登で易しめのルートでも考えさせられてじっくり登ることとなった。
かみさんも続いてリードで登った。
かみさんの方が正当な登り方で、きれいに登れていた。
昼を回ると下地にも日が当たり、風もなく心地よい。
真冬の1月半ばとは思えないほどだ。
プレクリ公認のエリアなので、1本目が高いところはプレクリしてみた。
いつもはプレクリはほとんどしないが、開拓者が勧めているところはむしろその意をくんで積極的にした方がいいのかもしれない。
たった5本で十分満足できた。
15時を回ったところで、陽が山際に隠れつつあり、早くも夕刻が迫ってきていた。
もと来た道を戻る。
河又のメインエリアはこの頃まだ日当たり良く、クライマーたちは帰る様子はない。
だいたい40分過ぎぐらいで駐車場に戻る。
そのまま近くのさわらびの湯に寄る。
さわらびの湯の手前は、以前と変わって冬のキャンプ(冬キャン)をするエリアに様変わりしていた。
帰路に着くころ(17時過ぎ)には夜のちょっと前くらいの様相になっていた。
1/6-7に伊豆高原でかみさんと遊んだ。
3連休だが2日間だけとした。
1/6はでの時間が遅くなったのとそこそこの渋滞ですっかり岩を登る気がうせてしまった。
通りすがりの思い付きで、かみさんが以前行きたがっていた小室山に寄ることにした。
この日は強風でリフトが停まっていたこともあり、ブラブラと散歩がてらに山頂まで歩いて登ることになる。
ジオパークということもあり、自然の織り成す景観は見事で一見の価値はあった。
コンビニで昼食をとった後、15時を回った頃にようやく岩場に着いた。
もう行くところは手近なかんのんがねくらいしかない。
すぐにTRが張れる「ほたるいか」にトライしてみた。
このルートは以前オンサイトで登れたところだ。
しかし、久しぶりに取付くとTRでもなかなかふんぎりがつかず、ようやく離陸してもクラックの抜けぐちの核心部でテンションを入れてしまった。
TRであるのでほたるいかの右側のラインにトライしてみた。
このラインは初トライ。
一見すると頑張れば行ける可能性があるようにも見えた。
かみさんが先に登り、難しそうだとは思っていたがこれは無理筋のラインだった。
登れる人は登れると思うが、デシマルなら5.11+はあるのではないだろうか。
多分ボルダーな登りであれば上級者なら登ることができるだろう。
しかし、自分たちにはいかにも無理なラインであった。
冬の夕暮れが迫る中岩場を後にし、スーパー経由で一碧湖に近い安宿に向かった。
翌日はコンディション良好であったにもかかわらず、昼近くまで宿にいてそのまま帰宅の途についてしまった。
渋滞もあまりなく、珍しくずっと来た道の国道135号を使って小田原の早川まで行き、いつもの小田原厚木道経由の東名高速で早い時間に帰宅した。