7/8に千葉県にある伊予ヶ岳と富山を2本掛けで登った。
メンバーはかみさん。
予定では泳ぎ系の沢登りを計画していたが、降雨予報が確実となってきたので前日になって降雨がほぼないであろう千葉県の山に計画を変更した。
かねてより行ってみたかった伊予ヶ岳に行ってみることにした。
8時頃まで寝ていて、首都高やアクアラインで渋滞にもはまったが、2時間くらいでアプローチできた。
道の駅とみやまで海苔ラーメンとクジラの竜田揚げを朝昼兼用で食べる。
平群天神社の駐車場は、シーズンから外れているのか、数台の車が停まっているに過ぎなかった。
今年の4月にも死亡事故があったばかりのようで、注意喚起がなされていた。
実際登ってみると、手を使わなくてもうまくたどれば歩けるところもあるが、岩慣れしていなかったり、足回りが貧弱であれば相当に危険であることはすぐわかった。
フィックスロープが十分に張られているが、慣れない人がこれに頼りすぎ、足を疎かにすると危険だ。
岩も脆いところがあり、ホールドを選ぶ。
部分的にⅢ級アンダーのクライミングになるところもある。
とはいえ、あっという間で頂上に達してしまうが。
この日は風速14m越えの強風で、樹林帯から出るといくらか涼しいのだが、生暖かい風であまり気持ちよくない。
吹きさらしの頂上部では思わず柵をしっかり持ってしまう。
かみさんは勇気があって、身を乗り出して下を見ていたが。
曇ってはいるが、夏にあってはこのくらいでちょうどいい。
北峰からの下りもなかなかの傾斜で、木を掴むところもあり、滑りやすい土のところはフィックスロープに頼った。
北峰から周回コースで桜広場経由で平群天神社に戻った。
自販機で飲み物を買ってから富山登山のために市営の無料駐車場に行く。
自販機の定価で、ペットボトルの飲み物が値上がりしていることに改めて気づく。
180円だった。150円くらいの気がしていたが。
駐車場で行動食用に道の駅で買ったの草餅を食べる。
餡が入ってないもので、黄粉だけで十分にうまい。
14時過ぎに歩き始める。
陰気な樹林の道で、中途半端な整備の階段状の道が続く。
何年か前の台風の影響か、倒木もあちこちにある。
南峰の荒れた神社を経由するが、道を誤ったか踏み跡が薄いところをたどり、またしっかりした登山道に合流した。
里見八犬士終焉の地とされる場所を過ぎ、登り返したところが北峰の最高点。
そこは整備されており、電波塔や展望塔が設置されていた。
頂上は電波塔のふもとで、山にあってはちょっと珍しい光景だ。
景色を堪能して下山。
16時半頃には駐車場に着いた。
近くの笑楽の湯に立ち寄り、汗を流して帰路に着く。
帰路は渋滞したアクアラインを避け、千葉・船橋方面から首都高経由で帰宅する。
これまた2時間くらいで、この方面は近く感じるところだった。