9/11~12でようやくというべきか、久しぶりに廻り目平キャンプ場に行き、そこをベースに登山とフリーを楽しんだ。
メンバーはかみさん。
朝6時半ごろ家を出て、廻り目平についたのが9時過ぎであった。
けっこう車は入っていたが、テントはそこまで密集はしていない感じだった。
テントを張って出たのが10時前。
金峰山山頂には13時前に着いた。
息が上がって、かみさんについていくのが大変だった。
自粛生活で筋力などとともにすっかり呼吸器が衰えた感じだ。
とりあえず昼食をとり、何人か登っていた五丈岩を見るだけのつもりだったが、やっぱり登ってしまった。
ラインを見極めていれば見た目よりは易しかった。
戻りは要注意だが、これもわかっていればどうということもない。
展望はいまひとつであったが、足慣らしにはちょうど良かった。
13時半ごろ下山を始め、15時半頃には戻ってこれた。
かみさんのペースについていくのがやっとだったが。
入浴ののち、待望の焚火をまだ明るいうちから早速始めてしまう。
その夜は気が済むまで焚火を堪能した。
翌日はこれまた久しぶりのフリーのつもりでいた。
目当てはまだ発表されたばかりのラストワンエリア。
昨日今日と天気はいま一つだが雨は降っていない。
しかし、ラストワンエリアの岩は湿っていて、ところどころ濡れており、壁面は緑のカーテンがひかれたように苔が覆っている。
一組2人が先行でいたが、予想に反して人は少なく静かな様子であった。
エリアのコンディションと合わせ、ちょっと気勢をそがれた気になった。
今の自分でも登れそうな低グレードで見通しが持てた奥壁の「長いだけ」5.8にトライ。
湿っていて怖くはあったが、グレードなりでオンサイトできた。
下部はNPをこまめに取り、途中の灌木にもスリングで支点をとれたので安心してトライできた。
かみさんもフラッシュで登る。
メインウォールの最低グレードルートでボルトルートを楽しむ。
低グレードながら、カンテ使いは小川山らしい登りとなる。
苔の影響はほとんどなかった。
もっと易しいルートもあったが、さすがにやる気が起こらなかった。
全体にバットコンディションと思い、いくつか気になるルートをチェックして早々にエリアを後にした。
駐車場で鈴木昇己さんのグループを見かけ、あいさつする。
お元気そうだった。
ナナーズで買い物と昼食を済ませて帰路につき、渋滞がまだ短いうちに抜けられたこともあり、16時ごろには帰宅できた。