奇妙山道端の岩場と松代観光

10月10日(土)~11日(日)で岩場偵察と観光を目的に長野県長野市松城町へ出かけた。

メンバーはかみさん。

 

以前から気になっていたエリアで、チャンスがあれば調査したいと思っていた。

折から台風14号の接近もあり、天候はあまり良くないことを想定していたが、進路が予想より南になったことで長野あたりは曇天ながらそこそこ良い天候であった。

 

10日は始めから観光モードで、松代城址や真田宝物館などを巡ってから竹風堂松代店で栗ぜんざいなる変わった甘味を食べるなどした。

 

宿はGO TOトラベル利用で宿泊した。 

翌11日は勇んで奇妙山道端の岩場に車で向かった。

f:id:gorotash:20201012223621j:plain

センターエリアと駐車スペース

道が悪いことは覚悟していたが、4駆車なら何とか通れるぐらいの悪路であったためそのまま突っ込んでしまった。

軽トラなんかはキノコ取りだろうか、普通に入ってきていたが。

 

泥でぬかるんだところや草木が被さったところもあり、車はドロドロな上に左サイドに小枝でひっかき傷を作ってしまった。

 

岩場には到達したが、日陰のエリアは苔や土が乗っておりとても登れたものではない。

サウスリアは草が被さって半分は原始に戻ってきている。

 

センターエリアは何とか登れそうであったが、右手首の痛みを考えると一番易しい「凹角ルンゼ」ぐらいしか登れそうもないと考えた。

f:id:gorotash:20201012224402j:plain

凹角ルンゼ 5.8NP

このルートもクラックの内部は湿っていたり濡れていたりな上、上部は濡れた土や浮いた石が乗っており快適とは言いがたいものであった。

なんとかOSで完登。

 

ただ、コンディションが良ければそれなりに楽しめるルートであるとは思えた。

 

右側の5.10bのライン2本も楽しめそうであったが、気が乗らず登らずにおいた。

もともと偵察できればぐらいに思っていた計画なので、1本登れただけでもよしとした。

 

それにしても遠征し、車を傷めて登れたのは1本だけとはなんともコスパ悪いことはなはだしい。

 

林道の状態からして再び訪れることはなかなか勇気がいりそうだ。

f:id:gorotash:20201012225200j:plain

栗おこわ 山家(やまが)定食

市街地に戻ってからは、かみさんの希望で昨日も行った竹風堂で食事してから国民宿舎松代荘の温泉に入ってくつろいだ。

 

振り向くと尼厳山や奇妙山がよく見渡せた。

松代は過去2回クライミングで訪れた地であり、今回もとりあえず1本登ったので3回目ということになるか。

 

この週末、本来なら真田10万石まつりなるイベントがあるはずだったらしいが、コロナ禍で中止となり、会場予定の松代城址周辺は閑散としていた。

おかげでゆっくり気ままに過ごすことができたのだが。

 

インター近くのつるやで買い物してGO TOクーポンを使い切り、帰路についた。